写ルンですを持ってでかけてみる
今年の春、なかよしの友だちからあるお誘いを受けました。
その内容は、
「写ルンですを買ってその日一日お散歩しながらお互いの写真を撮りあって、最後にそれを交換して各自で現像してその日を思い出すあそびしよ!」
という、聞いただけでわくわくする提案でした。
実際にやってみて本当に楽しかったので、気軽に楽しめるあそびとして〈写ルンです〉を紹介してみます。
まずは、スマホ時代になぜ〈写ルンです〉が良いのか、そのポイントを箇条書きにしてみます。
◎使い終わったあとにはじめて撮った写真を見られる
◎フィルムにしか出せない独特な色味の写真が撮れる
◎写真に現像するだけでなく気軽にデータ化できる
◎軽くて気軽に持ち運べる
◎安い(1000円くらい)
◎操作がかんたん
書き出してみると、撮った写真をその場で取り直したり見たりできないアナログな良さと、データ化できる点など今の時代に合った良さが融合しているように思います。
この遊びをしたのはだいぶ前のできごとですが、写真をみながらそのルートを振り返ってみます。
■有楽町
東京駅で待ち合わせて、京橋でランチをしたあと銀座を歩いて、有楽町のビックカメラで〈写ルンです〉を購入しました。
ガラスに映る空のモザイクがいい感じです。
■桜田門
27枚という制限があるので、風景やお互いの姿を大切に切り取っていきます。
やみくもにシャッターを切られないのです。
■霞が関
友だちの表情もいつもよりやわらかくてめちゃくちゃかわいいです。
■国会議事堂
ふだん行かないような場所を歩いてめぐっていきます。
■代官山
渋谷で買い物したあと代官山蔦屋へ。
薄暗い場所ではフラッシュをたかないときれいに写らないことを現像してから気づきました。
ご注意ください。
■恵比寿
住宅街のなかにいたトラ。
フラッシュをたけば夜の屋外でもけっこうキレイです。
恵比寿さん。
このように、一日たっぷり写ルンですで遊ぶことができました。
そのあと、友だちと別れてから写ルンですを交換して、カメラのキタムラでCDにデータを入れてもらいました。待ち時間は1時間くらい。
写真を見直すと、勝手に隠し撮りされていたり、そんなのあったっけ?というような写真が入っていたり、あたらしい発見がたくさんあって二重にその日一日を楽しめた気がします。
もちろん、データをもらっているので、LINEのアルバムに載せあって自分が撮った写真も見直して保存することもできます。
わたしは普段あまり写真を撮らないほうなのですが、写ルンですは飽きずに一日中夢中になってしまいました。
ふたりで撮りあったり交換したりしなくても、ひとりでも写真を楽しめる良いあそび、です。
参考:
カメラのキタムラのデータ化紹介ページ
Amazonの商品ページ
https://www.amazon.co.jp/フジカラーレンズ付フィルム-LF-S-ACE-NP-FL/dp/B00J3MBXH0